第142回 数学 『問題の本質のつかみ方〜「同値変形の記号⇔」に注目しよう!』解答・解説 | 家庭教師が伝授する具体的な成績アップの勉強法と秘訣を公開
解 答・解 説

答え 正しい(しかしD>0は不要)
(コメント、実は、αβ<0だけでいいのである。もし、D>0をいれると、同値な言い換えが出来ていないとして、記述式の問題であれば、採点される先生はちょっと顔をしかめるだろう。)

解説
左から右へは明らかなので説明する必要はないだろう。
右から左は、
αβ<0→c/a<0(解と係数の関係)⇔ac<0、またb2≧0→D= b2-4ac>0

であるから、αβ<0→D>0が言える。つまりαβ<0ならば必ずD>0が言えてしまうので、あえて追加する必要はないのである。もちろん、具体的な問題では、これを使った問題では、答えは出るのであるが、解答のプロセスにちょっとした(あるいは大きな?)「キズ」がついていたのである。
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