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ふくろう博士TOP > ふくろう博士のe講座 > 第249回 国語『大人の条件って何かな?』

ふくろう博士のe-講座
第249回 国語『大人の条件って何かな?』
≫本 文 ≫宿 題

本文

 大人の条件と言えば「精神的・経済的な自立と自律」といった言葉が思い浮かぶのだが、少々わかりづらいので、次のように言い換えてみた。

 「心の管理」と「お金の管理」ができること、この二つ。

 とかくこの世は儘ならぬもの、それほど不遇な人生でなくとも、日々の暮らしで思うようにならない事は多々あるものだ。思うようにならないからといって、他人やモノ・コトや社会のせいにしたり、八つ当たりしたり、そうやって心のバランスを欠いてしまっては、自分自身の人生を生きることが難しくなる。

 そして、心の豊かさや安定を保つことが危うくなると金銭管理能力も危うくなりがちなので気をつけたい。ショッピングでストレス解消!などとは全く別次元の話となってしまう。

 だから、本物の大人は、やけっぱちに支配されてはならないのだ。

 さらにもう一つ加えたい条件がある。それは「言い訳をしない」こと。これは、中学生のプロ女流棋士・鎌田美礼(かまだみれい)さんが、あるTV番組で「マイルール」として語られていたことの請け売りなのだが、その言葉を聴いて大変感銘を受けた。普段の生活ぶりや対局の様子などが紹介され、負けた対局のあと無言で一点を見つめる姿が印象的だった。

 インタビューに応える中で(質問の詳細は失念してしまったが)、「言い訳をする大人は格好悪い」と一言。そう言い放った13歳は実に格好良かった。

 子どもの目線を意識したとき、人は文字通り大人のフィールドに立てるのかも知れない。そうだ、言い訳をする大人は格好悪いのだ。大人は格好良くありたい。

 だから、言い訳はしないのだ。

 しかし、それはなかなかに難しい。ちょっと探せば言い訳の種はいくらでも転がっているからだ。その罠に掛かってはいけない。

 何事も上手くいかない時こそ正念場である。やけっぱちに支配されず、言い訳の誘惑をはねのけ、現実を受け入れて自分の至らなさと真摯に向き合う努力が求められる。ここを乗り越えられた時、人は成長を遂げる。「ピンチはチャンス」とはよく言ったものだ。

 人生には挫折も訪れるが成長もつきものなのだ。とすれば、本物の大人・格好いい大人になるというのは現在進行形なのだと言えるだろう。人は死ぬまで成長可能な生き物なのだ。

 生きるとは、よりよい大人への道を探求し続けること。その道のりをできるだけ心豊かに歩んで行きたいと思う。

 

 

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