伝統・信頼・実績No.1 ふくろう博士の日本家庭教師センター学院

TOP

  • 本学院について
  • ふくろう博士の日本家庭教師センター学院の強み
  • お問い合わせから授業開始までの流れ
  • 授業料について
  • よくある質問PDF
  • 資料請求・お申し込み
  • ご家庭からの声
  • ふくろう博士シニアのプロフィール
  • 学院長のプロフィール
  • 家庭教師登録
  • お問い合わせ
  • ふくろう博士のe-講座
  • 月例研修会
  • 懐かし〜えむ
  • 理想の家庭教師像アンケート調査
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
令和に羽搏け!梟の挑戦

プライバシー保護に関する方針

開催500回を超える研修会

家庭教師のパイオニア「ふくろう博士」

家庭教師のふくろう博士TOP > 研修会 > 学習障害の疑いのある生徒の指導について 講師:石本 瑞子先生

プロ家庭教師 研修会 プロ家庭教師 研修会

学習障害の疑いのある生徒の指導について 講師:石本 瑞子先生

講演内容
 

 最近、「学習障害」という言葉を耳にする機会が以前に比べ増えている。また、指導中の生徒に学習障害の疑いがあると、在学中の学校から指摘されることも珍しくない。本研修会では、学習障害の定義を確認した上で、そのような生徒を指導する際の心構えについて考えてみたい。

 まず、文部科学省による学習障害の定義は以下の通りである。

学習障害(LD)の定義 <Learning Disabilities>
(平成11年7月の「学習障害児に対する指導について(報告)」より抜粋)

 学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。
 学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。

文部科学省ホームページより

 また、平成19年には、以下の通達が出された。

「発達障害」の用語の使用について

平成19年3月15日
文部科学省初等中等教育局特別支援教育課


 今般、当課においては、これまでの「LD、ADHD、高機能自閉症等」との表記について、国民のわかりやすさや、他省庁との連携のしやすさ等の理由から、下記のとおり整理した上で、発達障害者支援法の定義による「発達障害」との表記に換えることとしましたのでお知らせします。

記

1.

 今後、当課の文書で使用する用語については、原則として「発達障害」と表記する。
 また、その用語の示す障害の範囲は、発達障害者支援法の定義による。

2.

 上記1の「発達障害」の範囲は、以前から「LD、ADHD、高機能自閉症等」と表現していた障害の範囲と比較すると、高機能のみならず自閉症全般を含むなどより広いものとなるが、高機能以外の自閉症者については、以前から、また今後とも特別支援教育の対象であることに変化はない。

3.

 上記により「発達障害」のある幼児児童生徒は、通常の学級以外にも在籍することとなるが、当該幼児児童生徒が、どの学校種、学級に就学すべきかについては、法令に基づき適切に判断されるべきものである。

4.

 「軽度発達障害」の表記は、その意味する範囲が必ずしも明確ではないこと等の理由から、今後当課においては原則として使用しない。

5.

 学術的な発達障害と行政政策上の発達障害とは一致しない。また、調査の対象など正確さが求められる場合には、必要に応じて障害種を列記することなどを妨げるものではない。

文部科学省ホームページより
下線石本

 以上の定義、通達から、文部科学省の学習障害の定義はかなりあいまいであり、また、医学上、学術上の定義とは異なることが分かる。言い換えれば、「学校(学級)運営上不都合がある」とみなされた生徒が、「学習障害」とみなされる可能性があることが疑われる。

 それでは、指導中の生徒に学習障害の可能性があると学校側から指摘された場合、家庭教師はどのように対応したらよいのか。まず、なによりも重要なことは、ご家庭のご要望、質問がない限りは、軽々しい発言をしないことである。専門家の間でさえ定義があいまいな領域に対して、家庭教師が軽はずみな発言をして、ご家庭を混乱させるのは百害あって一利なしである。

 ただし、学校から学習障害の判定のための心理テストを受けることを勧められた場合、
私は受けることを勧めたい。各種の心理テストは、障害のあるなしの線引きを確認するためではなく、生徒の学習の「癖」のようなものを判定するのに役立つからである。視覚情報には弱いが、音声情報は入りやすい、など、生徒の学習の特徴を把握することによって、学校側が適切な対応をしてくれれば、その生徒が学校の授業についていきやすくなる可能性も大いにある。

 しかし、心理テストなどを受ける以前に、家庭教師の場合は、日常的に一対一で指導しているので、生徒の学習上の「癖」を把握している場合が多いと思われる。例えば、目で見て文字や文章を読み、理解するのは不得意だが、音声からの情報は受け取りやすい。あるいは長い文章を読む際に、文の後半になると前半の内容を忘れてしまい、全体の内容を統合して考えられない、などの生徒がいる。このような状態は、学習障害の特徴と一致するが、家庭教師は、「学習障害」とういう言葉で生徒を定義づけせず、むしろ学習上の個々の「癖」ととらえ、絵や、図表などを利用して、生徒の理解しやすいやり方で指導していくのがよいであろう。

 最後に、「学習障害」の疑いのある生徒を指導する際の心構えだが、「できないことはさせない」「できることをさせる」、というのが一番現実的だと思える。週一回2時間の指導では、「できないこと」をできるようにさせるのは難しいし、非効率的である。一方「できること」を伸ばし、さらにできればどんどんほめるようにすることで、生徒もやる気が出てくる。そして、いつのまにか全く「できないこと」が、少しは「できること」に変わっていくことも多いのである。


トップへ戻る

TOP | 本学院について | ふくろう博士の日本家庭教師センター学院の強み
お問い合わせから授業開始までの流れ | 授業料について | よくある質問(PDF)
資料請求・お申し込み | ご家庭からの声 | ふくろう博士シニアのプロフィール | 学院長のプロフィール
家庭教師登録 | お問い合わせ | ふくろう博士のe-講座 | 研修会 | 令和に羽搏け!梟の挑戦 | 懐かし〜えむ
サイトマップ | プライバシー保護に関する方針

Copyright© Fukurou. All Rights Reserved.