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すべての教科の学力が飛躍的に伸びるブッククラブメソッド〜 特別講師:NPO法人 日本ブッククラブ協会理事長 有元 秀文先生

 
原田 光久先生
プロフィール

<学歴>

  • 1967年3月 山口県立岩国高等学校卒業
  • 1971年3月 早稲田大学教育学部国語国文学科卒業

<研修歴>

  • 1980年4月〜1981年3月 東京都立教育研究所教員研究生(東京大学文学部言語学科派遣)
  • 1994年8月〜11月 カリフォルニア大学サンディエゴ校比較認知科学研究所客員研究員(文部省短期在外研究員)
  • 1999年9月(1日間)、2000年9月(2週間:200時間)、2001年11月(1週間:100時間) 

読書へのアニマシオン講習会参加(ESTEL文化協会、マドリー)

<職歴>

  • 1971年4月 東京都立新宿高等学校国語科教諭
  • 1986年4月 文化庁文化部国語課国語調査官
  • 1991年10月 国立教育研究所教科教育研究部主任研究官
  • 2001年1月 2012年3月 国立教育政策研究所教育課程研究センター基礎研究部総括研究官
  • 2001年4月〜2007年3月 国際基督教大学語学科非常勤講師
  • 2004年4月〜2010年9月 東京大学教育学部非常勤講師
  • 2012年4月  日本ブッククラブ協会理事長

 結果に対する評価は日本の社会では弱いが、日本からアメリカに行くと、ほぼ全員脱落する。日本でTOEFLの点数を上げてアメリカの大学に行くと、入るのはたやすいが向こうで死ぬほど苦しんで力をつけることになる。国際社会で通用するには、目標をもっと大きくもたないといけない。
 PISA(国際学力到達度調査)は3年に1回あり、国理数、自由記述問題が4割である。
 最大の問題は、無解答率が世界平均で12%、アメリカ5%に対し、日本は22~25%に上る。2000年に始まったが、14年間全く変わらない。それでは国際的に通用しない。
 さらには小保方さんのケースでも見られるように、プレジャリズム(剽窃)の意識がないということ。他人の文章と自分の文章を区別するという当たり前のことができない。文章を書く、意見を言うという訓練がなされてないからだ。
 高い学力をつけるのに、家庭教師の役割は重要だ。古今東西エリートは家庭教師で育った。昔の日本では父親が教えた。1対1の学びは本当の意味の教育なので、でっかいものを狙ってほしい。
 インターナショナル・バカロレア(国際バカロレア=通称IB)とは、入学資格試験である。これに通ると、世界中多くの大学に入れる。
 文科省は、IBに受かるためのプログラムをもった高校を平成30年までに200校にすると言っている。今は学芸大付属高他7校だけである。
 IBでは暗記するような問題は出ない。フランス革命で何が起こったかは訊かない。今の世の中は変革しているが、これは革命と言えるのか、といった問いがなされる。こうした問題に答えるには、本を読んでないといけない。

 PISAで点が取れる教育をするにはどうしたらいいか探している内に、ブッククラブに出会った。ブッククラブにはいろんな手順があり、それを使いながら学力をつける。
 オーストラリアでは教科書を使わず、自作教材で授業する。教師は4時に帰宅する。アメリカも同じである。それでいて、PISAの平均は日本と同じ。日本の教師は9時まで居残る。
 ブッククラブは元々読書会である。ソクラテス・プラトンの時代から、ヨーロッパ人はディスカッションをする。アメリカでは、インテリの女性のほとんどは何らかのブッククラブに入る。PTA、職場、地域など、各持ち場でブッククラブが開かれている。
 基本は、読んで書いて話し合う。ものを覚えさせたりはしない。PISAもIBも理念は一緒だ。
 教師が教科書を持って、答えを自分だけが知っていて、答えさせて「合っている・合ってない」というのは、教師が限りなく大きく子どもが小さい。
 ブッククラブの狙いは、意見が言える子どもを育てる。意見を言うためには、本を読まないといけない。それが国際社会で通用する人間を育てるということだ。

意見を言わせるためには・子どもの意見を否定しない・気楽に楽しく読ませる
本を読ませるには・やさしくて楽しい本・興味を持つ本、にする。
さらに、ビッグクェスチョンを考えさす、質問を出させるような本であると尚よい。
登場人物の行動や話の結末をどう思うかクリティカル・リーディング
これからどうなる、他の解決の仕方はクリエイティヴ・リーディング
あなただったらどうする 
同じようなことをしたことあるパーソナル・リーディング

 どういうのがいいことかという評価基準を、日本の教師は持っていない。
 ビッグクェスションとは、その問いに答えることによって作品の本質がわかるものである。
 最後に、4人のグループで話し合い、クラス全員でシェアする。

 この後、ポルトガルの民話に基づく「オオカミと石のスープ」という童話を読みながら、有元先生によるブッククラブの実演が行われ、参加者一同興味津津の中で、白熱した議論が交わされた。
 そちらが本日のメーンのごちそうであり、紙面の都合上詳細をご紹介できないのが誠に残念ではある。是非「石のスープ」のどのバージョンでもよいから味読して、ご自分なりの思いを誰かと共有し、ちょっと幸せな気分に浸って戴けたらと願っている。




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