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令和に羽搏け!梟の挑戦

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二代目ふくろう博士こと、古川隆弘が綴るコラム

ふくろう博士TOP > 令和に羽搏け!梟の挑戦 > 第13回 プロ家庭教師十人十色 当学院の誇る家庭教師が語るプロ家庭教師の実像 そのC

令和に羽搏け!梟の挑戦
第13回

プロ家庭教師十人十色
当学院の誇る家庭教師が語るプロ家庭教師の実像 そのC

 一般的に、塾や塾講師の評判は聞くことはあっても、家庭教師の評判や情報については容易に入ってこないのが実情でしょう。そこで、学院のプロ家庭教師に、通常はあまり知ることのできない、指導方法、考え方、思いなどを直接に語っていただき、プロ家庭教師の実像に迫ってみたいと思いました。ここに登場する家庭教師は、二代目ふくろう博士の私が自信をもって推薦した先生方です。 (もちろん、学院には他にも素晴らしいプロ家庭教師がまだまだ大勢います)
 生徒それぞれに個性があるように、ここに登場する先生方も個性豊かな、魅力ある方々です。先生方には、
 @プロ家庭教師とは、日本家庭教師センター学院と他の家庭教師センターとの違いは、家庭教師の資質とは、Aご自身のアピールポイントは、B生徒にもっともつけてほしい力は、C印象に残っている生徒とのエピソード、などについてお尋ねしましたが、その答え方も十人十色で、文章中にその問いに対する答えを書かれている先生もいれば、自由に独自のスタイルで原稿をまとめられた先生もいます。それこそ、十人十色です。もし、自分の子どもがプロ家庭教師の指導を受けるとしたら、どの先生に依頼するか、そんなことも考えながら読んでいただければ幸いです。

根岸 秋彦先生

 家庭教師として、新しい生徒との出会いはいつも感動である。そして、生徒の実力が上昇すること、これに勝る喜びはないと思っている。私はよく、「先生はなんで怒らないの?」と生徒から聞かれる。怒らないのは、きちんと理由を話して諭すことは必要だが、ただむやみに怒ることには意味はない、と考えているからである。それよりも、生徒の良いところを見つけて褒めるほうが、はるかに効果がある。褒められることで、生徒は自分が理解されたことを喜び、さらに長所を伸ばそうと努力するようになる。そのためにも、生徒と出会った瞬間から、その子の学習能力だけでなく、性格なども把握するよう努めていかなければならない。しかし、それ以上に、家庭教師として常に心がけていることは、如何に生徒に学習内容を理解してもらうか、ということである。

写真はイメージです

 数学という科目は非常に論理的な科目である。そこでは、個々の内容を理解してもらうだけではなく、生徒一人一人の論理的思考力も底上げしていかなければならない。だから、説明は常に論理的なものでなければならない。その論理を追う中で生徒の論理力も鍛えられるのである。
「先生の前では解ける問題が、先生がいなくなると解けなくなるんだ」という生徒が、過去 に何人もいた。私が目の前にいることで、私がいつも説明していることが条件反射的に彼らの脳裏に浮かび、同じ手順で考えることができるからだろう。そこまでいけばもう一歩である。脳の中に思考の水路がきちんと定着すれば、私がいなくても自然と水が流れるようになるのである。
 また、生徒に論理的思考力を身につけてもらうためには、指導時間外で数学をどのように学習してもらうか、その学習方法についても構築していく必要がある。生徒にとって一番良い学習方法は、教科書を自分一人で予習することである。検定教科書にはいろいろ批判もあるが、それでも、長年の蓄積のもと、論理がしっかり構築されて記述されている。その記述を一つ一つ丹念に検討していくこと、その作業を通じて数学的論理思考力が身についていくのである。もちろん、最初から全く一人でその作業が行える生徒は限られているだろう(一人でできるくらいなら、私たち家庭教師の出番はないのである)。
 教科書を学習していて詰まったときこそ、家庭教師の出番である。生徒からどこがわからないかを丁寧に聞き取り、生徒がぶつかっている壁を推定し、ピンポイントで説明する。そのことによって、生徒は疑問が氷解することを実感し、数学って面白いなと思うのである。
 三角関数の合成の公式を例にとってみると、多くの生徒はその公式の意味が分からず挫折する。仕方がないので、大部分の生徒は無理やり公式を暗記しようとする。実は、そのときこそがチャンスなのである。そこで私に質問してくれれば、私と一緒に三角関数の合成の公式を変形していく作業を通して、実は正弦の加法定理の単なる応用にすぎなかったのだと気づくことができるからである。そこに気づけば実に簡単な公式であることがわかるはずであり、また、自分がすでに学んだ加法定理がこんな形で応用できるのか、というある種の感動も得られるのである。

写真はイメージです

 一人の生徒の例を挙げよう。かつて、某名門中学に補欠合格をした子がいた。入学前から指導を開始していたので、今が勉強方法を改革する良い機会と考え、基本的には教科書を自分で予習するという前記の学習方法を提案し、実行してもらった。
 当然のことながら、論理的思考力は一朝一夕に身に付くものではないから、生徒の実力もすぐには上がらないし、定期テストの結果もそうすぐに良い成績になるわけでもない。
 予想はしていたことだが、保護者から「成績が今一つのようだが・・・」という指摘を受けた。
「今が本当の実力を身につける大切な時期なのです。一つ一つのテストの結果で一喜一憂していてはいけません。一つ一つのテストの結果を良くするために、その場しのぎの勉強をしていても時間を無駄にするだけです。本当の実力が身についてくれば、テストの結果は自ずと良くなっていきます」
 私は強く主張し、保護者には不承不承納得してもらった。保護者が納得できないことは理解できたが、生徒自身は、初めはほとんど理解できなかった教科書が少しずつ理解できるようになっていくのを実感し、うれしく思っていたようである。徐々に、数学だけでなく、他の教科の教科書も自分から進んで予習するようになった。
 2年ほど経つと、ピリに近かった生徒の成績は、上位1ケタで安定するようになっていた。保護者が大変喜んでくれたのは、言うまでもない。このように、学習方法も改革していけることは、家庭教師をつける大きな利点であろう。 教科書をきちんと一人で学習できるようになるには、最初の段階である程度の能力が必要であることは、私自身も否定できない。しかし、私たちのような家庭教師が学習の手助けをすることが可能であるなら、ほとんどの子が(時間はかかるだろうが、)できるようになると考えている。これからも多くの子供たちの学習を手助けすることができれば、こんなにうれしいことはない。

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